運動会はなぜ始まったのか?
Happy Staff • November 1, 2019
今から百年以上も昔の1873年、イギリス海軍顧問団団長のアーチボルト・ルシアス・ダグラスが、築地にあった東京海軍兵学寮にやって来ました。その時、日本の座学ばかりの教育法を見て、「このままでは、生徒の気分が鬱々としていって良くない。」と思ったそうです。彼は、1874年に競闘遊戯(現在の運動会に当たる物)を推奨・開催ました。これは、アカデミックの勉強だけに焦点を置いた勉強ではなく、心身の成長も見据えた、当時では最先端のホリスティック教育(部分的ではなく、物事を全体的に捉える教育)だったともいえるでしょう。

ホリスティック教育は、私達のスクールでも大切だと考えている教育法の1つです。大きなイベントとしては、運動会を秋頃に毎年開催しています。運動会ではバトンリレーやダンス、玉入れ、親子競争等が行われます。これらの競技は、子ども達のコミュニケーション能力の向上、チームワークの構築、心身の成長を促す事が出来ます。また、家族やお友達、先生と楽しく参加する事を大切にし、それが将来の1人ひとりの学習・成長にもつながるようプログラムに取り入れています。
クイズ
競闘遊戯では、今とは違う名前で競技が呼ばれていました。
その中から1つ、「ばしゃのはなれうま」とはどのような競技だったでしょうか?
- 玉入れ
- 騎馬戦
- 目隠し競争