子どもの成長を実感していますか? (キャタピラークラス編)
Happy Staff • January 10, 2025
保護者の方から「私の子どもは、もう次のクラスにあがれますか?」「どうしたら進級できますか?」等質問を受けます。当スクールでは、一般的保育園の年齢のみのクラス編成ではなく、個々の年齢と成長の度合いを兼ね合わせたクラス編成をしております。ですから、進級するには色々な成長過程を経ていかなければいけません。今回は、入学当初から今までの過程を進級の目標や指標と照らし合わせお話していきます。
はじめに、キャタピラークラスの子ども達の入学当初の例をいくつか挙げます。
- 登校時に玄関で保護者と別れる時、活動中に時々親を思い出す、物事が出来ずそれを言葉で伝えられない等のシーンで泣く事が多い。
- 自分の持ち物を玄関に置き忘れたり、教室でじっと座って先生がバッグの片付けを手伝ってくれるのを待っている。
- 授業中は英語のみですが、気が付いたら日本語で話す。
- ランチの準備時に、箸袋等を机の上に置いたままで、袋から出してセットしなかったり、自分でエプロンを付けられず先生が声を掛けてくれるまで待つ。
このように、入学当初は学校の生活にまだ慣れておらず、戸惑ったり、出来ない事が多いです。

今現在、ほとんどの子ども達は学校に入学して8カ月程経ち、色々な成長が見られるようになりました。そしてその成長も、次のクラスに進級する為に必要なレベルに近づいています。学年毎に指標があり、次のクラスに進級するにはその指標と子供の成長が合っていなければいけません。その中のいくつかを例に挙げて話をしていきたいと思います。
例えば、「自分で身の回りの事をする。」「手伝ってと言えるようになる。」です。上記の例と比べると、今では基本的生活習慣も身に付き、自分の今すべき事もある程度分かっています。なので、登校時に自分でバッグから必要な物を出し指定の所にしまったり、ランチの準備や片付け等自分からする事が出来ます。また、中には手伝って欲しい事があると「ヘルプ プリーズ。」と言い、先生達に手伝ってもらう姿も見られます。この様に指標に近い行動が取れ、色々と成長している事を実感する事が出来ます。
クイズ
この中で、キャタピラークラスの指標になっているのはどれでしょう?
- 数字を0-12を理解し数えられる。
- 自分の名前の頭文字が分かる。
- 簡単な説明を聞き、行動がとれる。